2012年12月10日月曜日

将来を決めるのは誰?

政治ってどんなイメージでしょうか。
難しそう? テレビや新聞の中のものでジブンには関係ない?
そんなことはありません。

政治=生活を決めるもの
です。

普段何気なく払っている消費税、この税率を決めたのは政治です。
普段使っている道路・公園だって、どこにどれくらいつくるかを決めたのは政治です。
みんなが払う税金の使い道を決めるのも政治です。
学校で習う内容を決めるのも政治です。

いろいろ挙げましたが、要は身の回りのルールって最後は政治が決めているんです。

政治の働きっていうのは、いろんな人の意見を調整することです。

どういうことかっていうと…

例えば、今話題になっている消費税の話。
「税率を上げないとダメだ」っていう意見の人もいれば、
「税率を上げたらダメだ」っていう人もいる。
はたまた、「税率を上げる前にいろいろ改革をしなければ」っていう人だっている。

こういったいろんな人の意見を調整して(ときには反対派を説得して)、
政治はモノゴトを決めていきます。


でも、その意見って政治家とか評論家の意見でしょ、って思ったアナタ。

それは違います。

政治家の意見というのは、自分に投票してくれる人の意見を反映したものです。

どういうことかっていうと、
あなたが投票するとして、どういう候補に投票しますか?

自分の意見に一番近い人だと思います。
もしくは自分の要望をかなえてくれそうなひと。

だいたいこう考えますよね。

ってことは、政治家は自分に投票してくれる人の意見を聞いて行動しないと次の選挙で当選できないですよね?

だから、政治家は自分に投票してくれる人、してくれそうな人の意見を大事にします。
そしてこれが政治家の意見に反映されるのです。

ここで大事なのは、政治家が大事にするのは

「有権者」の意見

じゃなくて、

「投票してくれる人」の意見

ってことです。

この違い、わかりますか?

どういうことかというと、政治家は投票してないような人の意見なんか聞かない、無視する、ってことです。

ヒドイって思う人もいるかもしれないですが、これってよく考えたら普通だと思います。
次の選挙で当選するには投票する人の意見を汲んだ行動をした方がいいし、
投票しない人の意見なんてきいたところで一票も当選に近づきませんから。

だからこそ、投票するってことが大事なんです。


でも、自分の選挙区にこれぞという候補の人がいない…

という方、もう少しじっくりみてみて、この人なら信用できそうという人を見つけて見ませんか。細かく見ればいろいろと発見があるかもしれません。

じっくり見たけどやはり誰にも投票したくないという方へ

選挙には小選挙区と比例代表があるので、せめて自分の支持する政党を決めて比例代表だけでも投票にいきませんか?

それと、最後に。
知らない人が多いかと思うのですが、実は最高裁判所の裁判官を罷免するかどうかを決める投票も同時に行われます。要は、この裁判官に日本の司法を任せていいのか、ということです。
これについて、説明していると長くなるので、
http://blogos.com/article/51831/
http://blogos.com/article/51813/
を参照してもらえればいいと思います。

選挙というのは自分の「声」を伝える有効な手段の一つです。
(ちなみに、英語の「voice」には投票権という意味もあります)

せっかくの機会なので自分の権利を行使してみませんか。

日本の将来を決めるのはあなたです。

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