2009年5月29日金曜日

居酒屋ivote 谷合さん、山下さんのブログに感想掲載!

居酒屋ivoteに参加いただいた、公明党の谷合さん共産党の山下さんのHPに感想が掲載されました!

皆さん、要チェックです!

谷合さんブログより

居酒屋iVOTEに参加
昨日、東京渋谷のワタミの居酒屋で、30歳以下の学生・社会人と語る会に出席しました。1月に開かれた第1回目に引き続いての参加です。若者50~60人ぐらいと、自民、民主、公明、共産、社民、国民新の各党から一人代表して集まった国会議員との語らいです。

平成19年の参院選挙における20~24歳の年齢の投票率32.8%(明るい選挙推進協会調べ)。これは60代の投票率の約半分以下ということで、20代の投票率を80%にするのが、主催したiVOTEの目標です。

政治家になったきっかけ、定額給付金のこと、公明党が目指しているもの、自民党との連立政権、小泉改革の総括、補正予算の中身、マスコミと政治、はたまた幸福実現党のこと(笑)など、様々な話題で盛り上がりました。

若者は政治に関心がないのではなく、政治に参加するきっかけがないと思っている私としては、こうした車座で語り合える場はありがたい。

党学生局としても、今月実施した就職意識アンケート調査を分析し、これから学生政策を策定し発表していく予定です。

��谷あい)


山下さんのブログより

居酒屋で学生たちとトーク第2弾! 
2009年05月28日

 いや~楽しかったなあ。学生と各党の国会議員が飲みながらトークする「居酒屋ivote」。1月に続いて2回目の参加でした。

 きょうの出席議員は、山本一太参院議員(自民)、植松恵美子参院議員(民主)、谷合正明参院議員(公明)、保坂展人衆院議員(社民)、亀井亜紀子参院議員(国民新)のみなさんと私。

 はじめの2分間スピーチで、TVタックルで使ったパネルを使い、先進国のなかで、①高校の授業料が無料、②大学の授業料が無料、③給付制の奨学金がある、の3つとも「×」がついているのは日本だけだと指摘。会場から「へえー」の声。よし、ツカミは成功か。

 続けて、年収400万円以下の家庭の学生の学費をタダにした東大のような学費免除制度をすべての大学・高校につくり、給付制の奨学金をつくるのに必要な予算は年間1900億円。在日アメリカ軍への「思いやり予算」2800億円を回せば実現できると紹介。

 いきなりの政策論でしたが、はたして受け止めはどうか?


 次いで、例の“テーブル回り”。6つのグループのすべてを回って15分ずつトークします。きょうも、たくさんの意見や疑問をぶつけてもらいました。





 ★まずはやはり「高学費問題」。

 「さっきの話しよかったです」(ほっ)「学費が高くて困っています」「妹が2人いて進学できるのか胸が痛いです。仕送りなしでやっています」と世界一高い学費が学生と親に重くのしかかっていることが伝わってきます。

 「でも、学費無料にしたら、大学の研究費が減るのでは?」と素直な疑問が出されました。

 そこで、日本の学費がなぜ高いか、背景に「受益者負担主義」という考えがあることをお話。日本政府は“大学にいけばいい就職ができていい給料がもらえる。利益を受けるのは学生本人なのだから負担は本人がするべき”という考えで授業料や入学金を上げ続けてきました。

 けど他の先進国では“学生が大学で学ぶのは個人の利益のためではなく、人類が培った専門的な知識や技術を身につけ社会に出て役立てるため。利益を受けるのは社会全体なのだから負担も社会全体でするのが当然”という考えに立っています。政府が大学の研究費をしっかり出し、学生が負担する学費は無料が主流です。

 「こちらの考えの方が人類社会の発展度が高いと思わない?」と水を向けると、「絶対そうです」とみんな大きくうなずいてくれました。

 ★関連して、「安全保障問題」が話題に。

 「アメリカ軍がいなくなって日本の安全は大丈夫ですか?北朝鮮の問題もあるし…」との質問。

 そこで、在日米軍に日本を守ることを任務にしている部隊はいない。沖縄の海兵隊も横須賀の空母も、日本を足場に他国に攻め込むための部隊。イラク戦争にも日本から出撃したと説明。学生のみなさんはうんうん。

 だけどそのアメリカも変化している。オバマ大統領が「核兵器のない世界をめざす」とアメリカ大統領として初めて演説した。これはすごいと志位委員長が手紙を送ったら返事が返ってきた。

 「どんな返事だったんですか?」

 「あなたの情熱をうれしく思います。よく考えた提案に感謝します」という内容だったと紹介すると、質問した学生は目を丸くして「へーっ」。

 北朝鮮の核問題は、6カ国協議で平和的に解決するしかない。アメリカもその立場に立っている。自民党の一部に「日本も敵基地攻撃能力を」という議論があるけど、核兵器開発で暴走する相手にこちらまで暴走したら、朝鮮半島や日本が核戦争の舞台になりかねないと語ると、大方の学生はナットクした様子。

 「だけど、核兵器があるから核戦争が抑止されたという考えもありますけど」と1人の学生。

 なるほど、日本政府の「核抑止論」が学生にも影響しているのかと感じつつ、朝鮮戦争でもベトナム戦争でも実際に核兵器が使われる寸前までいったことがある。それをとめることができたのは、広島、長崎の被爆者が核兵器の非人道性を訴え、世界の人たちの核戦争反対の世論と運動がたかまったからだ。だから、核兵器と人類は共存できない、ということを言い続けることが大事だと思うよと力を込めて訴え。

 みんな真剣に聞いてくれました。「僕、自民党員なんですが共産党は好きです。審議拒否しないから」と質問した彼。そうなの?でもありがとう。

 ★どこのテーブルでもすごく活発な討論になったのが「就職・雇用・経済問題」。

 「就職が心配です。内定取り消しとかあるし…」と女子学生。まわりの学生も「そうそう」と相槌。やはり就職・雇用問題はいまの学生の最大の心配事のようです。

 そこで、「世界同時不況」というけど、いきなり仕事も住まいも奪われ都会のど真ん中でテント暮らしをしなければならなくなった人が大量に出現したのは日本だけだと話すと、「え、そうなんですか!?」と驚きの声が。

 若者の2人に1人が正社員になれず、安上がりに使い捨てられる背景に、労働法制の規制緩和、とりわけ1999年の派遣法改悪があることを説明すると、別の女子学生が「他の党はなんで賛成したんですか?」と不思議そうな顔で質問。そうですよね、やっぱり不思議ですよね。

 私は「企業献金があると思うよ」とズバリ回答。日本経団連が自民、民主両党の政策に「通信簿」をつけて企業献金を斡旋していることも、「やっぱりそうか」という感じで受け止めてくれました。

 「でも派遣を禁止したら、企業の利益が減って、かえって雇用を維持できなくなるのでは?」という質問も。これは財界よりの意見というより、学生が真剣に考えたうえでの疑問です。

 ヨーロッパではそんなことはない。そもそも派遣など非正規労働者の比率が低いし、正社員と非正社員の均等待遇のルールがある。トヨタもパナソニックも、ヨーロッパの進出先の工場ではそのルールを守りながら利益を出している。

 日本でもできるし、ものづくりの技術は人が継承する。使い捨て労働者を増やして企業の発展はない。このルールは、個々の企業の善意ではできない。企業間競争に負けるから。EU諸国のように法律でルールを決めて、すべての企業が守らなければならないようにしなければならない。「ルールある経済社会を」、これが日本共産党の改革提案、と語ると、みんな本当によく聞いてくれました。

 まるで乾いた砂に水が染みとおるよう。なかにはノートにメモする学生も。

 ★そして今回も出ました。「共産主義と社会主義の違いって何ですか?」「共産党って名前はあんまり印象がよくないのでは?」という質問。

 私が回ってくるのを待ち構えていたように、2つのテーブルで男子学生が聞いてくれました。「お、いきなりその質問がきたか。一言で答えられることと違うけど、質問した以上、心して聞いてや」と笑いを誘っておいて…

 「マルクスって知ってる?」から切り出しました。(続きはあとで)

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