2012年5月24日木曜日

賛同します

久しぶりにivoteのブログを更新します。
代表のきたまりです。

本当はもっと早く書くべきだったとすごく後悔しています。


はじめに…
このブログは「One Voice Campaign ( http://onevoice-campaign.jp/ )について思うことを学生100人で書く」という
オンラインイベントに参加した上で書いています。
企画してくれた友人 @hiyokoluv に心からの感謝と敬意を。


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学生団体ivoteは、今回のOne Voice Campaignに全面的に協力しています。
それはまだこの活動に「One Voice Campaign」なんていうカッコいい名前やコンセプトがつくずっと前から。
企画書すらもできていない段階から、全面的な協力をメンバーと即決していました。



ivoteは「20代の投票率向上」を結成当初からMissionとして掲げ、これまで活動を続けてきました。
その活動は今年で5年目。
私自身もメンバーとして活動し始めてから、2年半が経ちます。


投票という20歳を越えたら当たり前に用意されている1つのアクション。
そのアクションのハードルをなるべく低く下げることで、
その次のステップへと、政治参画の意識をつなげよう。
難しいと諦めたり、自分とは関係ないと勝手に線をひいてしまったりするのではなく、
まずはやってみる。一人選んでみる。

その最初のアクションがあってこそ、
もっとこうすればよかった、もっとこうすればいいのに、なんでこうなの?
そんな次へとつながる反省や問題意識や疑問がわく。
そしてそれをきっかけに、
自分の身近と深く関わっている「政治」というものに目を向けて欲しい。

そう思ってわたしはこれまでivoteの活動をやってきました。



長い人生、専門家の方などに比べたら短い2年半でしょうが、
片手間でもこの大学生活の半分以上の期間をivoteとして活動してきて、思うところは山ほどあります。



「政治」というだけで、どこか引いてしまうわたしたち若者と、
それでも大きく立ちはだかる政治というものの間にあるこの距離を、
どう縮めていったらいいのか。

政治に対して、もはや何も望んでいない若者が、
「投票なんて、ぶっちゃけめんどくさい。興味ないもん。」

そう思うのも当たり前だろうと、
もちろん一人の若者として共感できてしまうわたしは、
ivoteの一員として活動しつつも、
「意識が高い」とか「偉いね!」といった言葉の中にあるその距離感に、
悔しさを感じることがたびたびでした。



わたしは、政治ってもっと当たり前のことだと思うんです。

投票だって、当たり前のことだと思うんです。

自分の税金を誰に払いたいか、どんなことに使って欲しいか、
それを考えることは、全然意識の高いことじゃない。
確かにわからないことは多いけど、
人を選ぶことはいつだって誰だって、難しいし大変。
でも、誰かを選ばなくてはいけないし、諦めていても何も始まらない。
だから、投票しなくちゃって思うことは、そんなに偉いことではないとわたしは思うんです。



今回のOne Voice Campaignは、
ivoteのそもそものMissionである「20代の投票率向上」を目指すものではありません。

もちろんその可能性は孕んでいますが、
One Voice Campaignの目指すところはあくまで「インターネット選挙運動の解禁」です。

しかし、ivoteが全面的に協力し、賛同団体として、実行委員として動いているのにはわけがあります。

それは、投票というivoteが一番に考えている政治参画の形において、
わたしたちが最も身近に感じているネットによる情報の流通がとても重要だと考えているからです。

きちんと調べて投票したいと思う若者にとって、
候補者の情報をWeb上にまとめることも公にはできない今の状況はおかしい。
これは若者に限らず、ネットで情報収集しているすべての有権者にとって、
投票のためのよりよい情報収集の手段を閉ざしているように思えるんです。

政治に無関心な若者に関心をもたせるために、というよりも、
投票に積極的になろうとしている若者の姿勢を後押しするために、
今回のインターネット選挙運動解禁は望まれると、わたしは考えています。



そしてそれ以上に、

「その一声で、政治は変わる」

このOne Voice Campaignのコンセプトに、大きな意味があります。


これまで「投票」というものにフォーカスをあてて、
若者の声が政治へと届けられることを、ivoteの1つの目標にしてきました。

少子高齢化社会において、実はマイノリティーであるわたしたち若者の声が、
その一方で現実として、これからの社会を確実に担っていかなければならないわたしたち若者の声が、
政治へと届かない現状を、
投票率の向上を目標にすることで、解決していこう、と。

しかし投票以外にも、政治参画の手段は様々な形で存在します。

そして今回のOne Voice Campaignも、
わたしはそのひとつだと思っています。


「その一声で、政治は変わる」

今回のキャンペーンにはその言葉通り、
成功体験を作りたい、という思いがあります。


それはわたしにとって

「投票なんて意味ないよ。」
そんな言葉を覆したい。

「その一票で、政治は変わる」
そう言いたい。

そういう思いと同じことです。

だからこそわたしは、このOne Voice Campaignに、
本気で取り組んでいます。


「今の若者は政治に無関心だ」

それはそうかもしれない。

でもそれと同じように、

「今の政治は若者に無関心だ」

とも言えるのではないでしょうか。


それは政治が悪いのでも若者が悪いでもきっとなくて、
その両方が歩み寄るべきなんだと、わたしは思っています。



「他人を変える唯一の方法は、自分が変わることだ。」
とはよく言ったもので、
何かのせいに、誰かのせいにしていても、何も変わらないとわたしは思います。


変わらないのはあなたのせいかもしれない。
わたしのせいかもしれない。


「No VoiceからOne Voiceへ」

これは、まずわたしやあなたが変わらなければいけない、ということでもあると思います。



このキャンペーンを機会に、少し考えて欲しいです。

結局は、
わたしとあなたとその周りの人とそのまた周りの人と…
そういう一人一人が集まってこの社会はできています。

そういう一人一人の声が集まって選ばれた人たちが、
そういう一人一人の声をなるべく集めるようにして、政治を動かしています。



自分の生きるこの社会にも、そこに紐づく政治にも、
そしてその未来にも、
わたしはみんなで積極的になりたい。

政治も、日本も、自分自身の可能性も、わたしは諦めたくない。

だからまずはこのOne Voice Campaignに、
ぜひみんな参加して欲しいんです。

参加の方法はこちら→ http://onevoice-campaign.jp/index.php

ぜひぜひみなさん「いいね!」して下さい!
いっぱいシェアして下さい!
ネット上だけじゃなくて、せっかくだからリアルでも。


わたしが想うところが、みなさんに伝わっていますように。
それが少しずつでも広がっていきますように。




感想があったら、 @mrkktant までとばして頂けたら、とっても嬉しいです。



学生団体ivote 代表
北 麻理子


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終わりに…

「One Voice Campaign ( http://onevoice-campaign.jp/ )について思うことを学生100人で書く」
というオンラインイベントへの参加を希望する方はぜひ、 @hiyokoluv までご連絡ください。

また、One Voice Campaign についての詳細は以下をご覧ください
     HP→http://onevoice-campaign.jp/about.html
     Facebookページ→https://www.facebook.com/onevoicecampaign
     内容について→http://d.hatena.ne.jp/sekirei124/20120515/1337087362 


ちなみに学生団体ivoteのFacebookページは↓↓こちら↓↓ですぜひこちらも「いいね!」をお願いします^^
                     http://www.facebook.com/ivote.japan

1 件のコメント:

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    私も昨日のサミットに参加しました。
    ネット選挙運動はあくまで入口で日頃の政治家の政治活動に関心を持ちたいと思いました。
    頑張りましょう!!

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